先日、10年ほど前に建てて下さった元校長先生のお宅に伺いました。
小学校の時にお世話になった先生でもあります。
奥様も気さくな方で先生が不在でも楽しくお話をしてくださいます。
この日もおいしい畑の作物やお花を頂いてしまいました。
いつも頂いてしまい恐縮です。。汗
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さて、先生の集落一帯では最近、
空山の風車の倍位ある巨大風車の建設が問題になっているそうです。
今年建てて下さったお客様の中にもこの近隣の幼稚園に通っておられる方もいて、
この自然の環境が気に入って移住してこられた方も多いのにと、
多くの方が困惑しておられるようでした。
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聞いた話では風車を建てるメリット以上に、
騒音や健康・睡眠障害など電磁波的なものや修理費用など、
人間や動物や農作物へ、どんな目に見えない影響があるのかという事の方が、
住民の皆さんの一番の心配事だそうです。
この一帯は当社のお客様も何件かおられ建築中はよく通っておりました。
人柄のいい方ばかりなのも相乗効果でとても良い環境の所だと感じておりました。
「壊してしまうのは一瞬でできるから大切に生きてと彼女は泣いた」
というレベッカの歌詞が浮かんできました。(古。。!)
当たり前にある自然環境が実はなんと素晴らしいものだったのか。。
鳥取の自然や豊かな農村はかけがえのない恵み。
鳥取の人は普段県外や都会など外に目が行きがちな人が多く、
それはそれで視野を広めたり良きことですが、一方地元の良さについては
何か起こるとか、大人にならないとその本質に気づけないのかもしれませんね。
自分も含め。。。反省。。。
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一方で私たちの生活が便利になればなるほどその動力をどこから得るのかは大きな課題。
メリットばかり要求しているといつかどこかでひずみが生まれます。
江戸時代の日本は本当に美しかったと聞いたことがあります。
一度便利で楽な生活に慣れてしまうと昔に戻る事はできないので、
人類は歴史から学び、螺旋状に良くなって行くことを模索していかないと、
地球という星は一瞬で壊れてしまうけっこう危うい星なのかもしれません。